サーバーの電源は入っていて、クライアントコンピューターからサーバーの共有フォルダーやリモートデスクトップから接続出来るにも関わらず、クライアントコネクターのインストール時に、”サーバーに接続出来ません”といったエラーが表示されるる場合があります。
これは、証明書Webサービスに誤った証明書がバインドされていることが原因です。この事象の場合、クライアントコンピューターに保存されているログファイル(%programdata%\Microsoft\WindowsServer\Logs\ClientDeploy.log )に、以下のようなログが記録されています。
[3012] 120427.090332.6261: ClientSetup: MachineIdentityManager.GetMachineStatus had errors: ErrorCatalog:NetworkError ErrorCode:-1
BaseException: Microsoft.WindowsServerSolutions.Devices.Identity.MachineIdentityException: MachineIdentityManager.GetMachineStatus --->
System.ServiceModel.Security.SecurityNegotiationException: Could not establish trust relationship for the SSL/TLS secure channel with authority
'aurorajuyao:65500'. ---> System.Net.WebException: The underlying connection was closed: Could not establish trust relationship for the SSL/TLS secure channel. ---> System.Security.Authentication.AuthenticationException: The remote certificate is invalid according to the validation procedure.
解決方法:
- サーバーにリモートデスクトップ等でログインします。
- インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャーを起動します。
- 左側のツリービューを開き、WSS Certificate Web Serivice を選択します。

- 右クリックし、[バインドの編集...]を選択します。

- [サイトバインド]ウィンドウで、65500ポートを開き、[編集]をクリックします。ポップアップしたダイアログで、[SSL証明書]がサーバーのコンピューター名と同じであることを確認します。

- OKをクリックして変更を保存します。
- 左側のペインで、コンピューター名のルートノードを選択し、右側ペインの再起動を押下してIISサービスを再起動します。

以前、[FAQ:WHS2011]WHS2011のメディアライブラリの既知の問題および回避策に関する情報でも記載しましたが、改めてKB情報が発行されていますので、再度掲載します。
リモートWebアクセスサイト(RWA)で、単一のビデオまたはミュージックファイルのストリーミングを行っている場合、”連続再生”ボタンは正しく動作しません。
この問題は、プレイリストにメディアが1つしか選択されていない状態でのみ発生します。現在のところ回避策はありませんので、連続再生を行う場合には、プレイリストに複数のファイルを指定します。
SandyBridge世代のマザーボード、たとえばH67やP67はNICにIntel® 82579V Gigabit Network Connection を搭載していると思います(他にもおそらく多数あると思います)。この Intel® 82579V Gigabit Network Connection を搭載したマザーボードに Windows Home Server 2011, Small Business Server 2011 Essentialsをインストールしようとすると、NICが認識されずインストールが途中でエラーとなります。
また、[ネットワーク ドライブにインストール](これはネットワークドライバーのインストールの誤りです)を押下してデバイスマネージャーからドライバーを適用しても「ドライバーが見つかりません」と表示されてしまいます。
(これはWHS2011やSBS2011Eに限らず、Windows Server 2008 R2でも同様の事象となりドライバーのインストールが出来ません。)
この場合は、以下の手順でドライバーのiniファイルを書き換えることでインストールが可能となります。
手順
- Intelのサイトからドライバーをダウンロードします。現在のバージョンは V16.8 が最新です。
- WinRAR等で解凍します。
- 解凍したフォルダ内の、PROWin7_64_v16.8\PRO1000\Winx64\NDIS62 フォルダを開きます。
(v16.8の文字列はバージョンにより変わります) - フォルダ内の e1c62x64.ini ファイルを開きます。
- e1c62x64.ini ファイルが見当たらない場合、以下の内容が記載されているiniファイルを見つけます。
;-------------------------------------------------------------------------------
; Intel(R) 82579LM Gigabit Network Connection - ファイル内の [ControlFlags] を検索し、配下の3行の先頭に “;”をつけてコメントアウトします。
- その下に、Windows 7 用と Windows Server 2008 R2 用のデバイスIDの定義が記載されています。末尾に”.1”が多く付与されている[Intel.NTamd64.6.1.1]が、Windows 7用、[Intel.NTamd64.6.1]がWindows Server 2008 R2用の定義情報になります。
- 7の例では、[Intel.NTamd64.6.1]にデバイスID DEV_1503に関する行(計4行)が記載されていないことがわかります。
デバイスID DEV_1503が Intel(R) 82579LM Gigabit Network Connection の定義情報になります。 - [Intel.NTamd64.6.1.1] に記載されている DEV_1503に関する4行をコピーして、[Intel.NTamd64.6.1]の配下に貼り付けます。
- 編集が完了したら、上書き保存してファイルを閉じます。
- PROWin7_64_v16.8\PRO1000\Winx64\NDIS62 フォルダー内のファイルをすべてコピーして、USBメモリのルートに保存します。その上で、以下の画面で[ネットワーク ドライブにインストール]を押下して、デバイスマネージャーを起動し、手動でUSBメモリ内のドライバーを適用します。

[ControlFlags]
;ExcludeFromSelect = \
; PCI\VEN_8086&DEV_1502,\
; PCI\VEN_8086&DEV_1503
[Intel.NTamd64.6.1.1]
; DisplayName Section DeviceID
; ----------- ------- --------
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1502
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_00011179
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_00021179
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_80001025
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1503
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_00011179
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_00021179
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_04911025
[Intel.NTamd64.6.1]
; DisplayName Section DeviceID
; ----------- ------- --------
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_00011179
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_00021179
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_80001025
[Intel.NTamd64.6.1.1]
; DisplayName Section DeviceID
; ----------- ------- --------
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1502
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_00011179
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_00021179
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_80001025
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1503
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_00011179
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_00021179
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_04911025[Intel.NTamd64.6.1]
; DisplayName Section DeviceID
; ----------- ------- --------
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_00011179
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_00021179
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_80001025
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1503
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_00011179
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_00021179
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503.6.1.1, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_04911025
WHS2011のサーバーバックアップを構成する、[FAQ:WHS2011]Windows Server バックアップで複数のHDD内のデータを自動バックアップするなどを通じて、
- Windows Home Server 2011 のサーバーバックアップのベースはWindows Server 2008 R2のWindows Server バックアップとなっていること
- Windows Server バックアップは最大2TBまでの制約がある
- 2TB以上のHDDをサーバーに接続してダッシュボードからフォーマットすると、2TB+残りというようにボリュームが分割されてフォーマットされる
ことは以前から説明をしてきました。
今回は、2TB以上のHDDを1つのボリュームとして利用し、そのボリュームにサーバーバックアップを実施したい場合の対処方法を紹介します。
手順
- WHS2011にリモートデスクトップで接続します。
- ダッシュボードが開かれている場合は、ダッシュボードを閉じます。
- スタート>ファイル名を指定して実行>regedit と入力してOKを押下、レジストリエディタを起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Server\ServerBackup を開きます。
- [新規]>[QWARD(64ビット)値]を選択し、名前を”MaxVolumeSize” とします。
- [値のデータ]には16進数で “1fdffe00000”、10進数だと”2190431223808”が2TBを示しますので、これよりも大きい希望のサイズを指定します。
実際のサイズよりも余裕を持って大きく指定したほうが良いようです。思い切って10進数で”9999999999999”くらいに指定しても良いでしょう。 - レジストリを修正後、ダッシュボードからバックアップ先のHDDに2TB以上のボリュームを指定することが出来るようになります。
注意点
上記の手順を実施することでバックアップ先のHDDに2TB以上のボリュームをもったドライブを指定することが出来ますが、あくまで実際にバックアップ出来るのはあくまで2TBまでです。必要に応じて[FAQ:WHS2011]Windows Server バックアップで複数のHDD内のデータを自動バックアップするなどを使って複数のバックアップシナリオを指定する必要があることは変わりがありません。
Windows XPにWindows Home Server 2011のクライアントコネクターをインストールしようとした際に、「予期しないエラーが発生しました」といったエラーが表示されたり、XPクライアント側で NetTCPPortSharingサービスが正常に開始出来ませんでしたといったエラーが表示されてコネクターが正常に動作しない場合があります。
この事象は、
- LocalServiceアカウントがC:\Windows\Microsoft.NET\Framework\V4.0.30319\SMSvcHost.exe.Config ファイルへの適切なアクセス権を持っていない。
- LocalServiceアカウントがC:ドライブルートへの適切なアクセス権を持っていない
- C: ドライブが存在しているHDDがダイナミックディスクである
場合に発生します。
この場合、以下を試してみてください。
- Local Serviceアカウントに対して、 C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\V4.0.30319\SMSvcHost.exe.Config ファイルへの読み取りアクセス権を与える。
- Local Serviceアカウントに対して、C:ドライブルートへの [読み取り][フォルダの内容の一覧表示]権を付与します。
Cドライブがダイナミックディスクの場合、ダイナミックディスクをベーシックディスクに変更するか、Windows 7へのアップグレードを検討してください。ベーシックディスクに変換する場合はドライブ上のすべてのデータが消去されますので注意してください。
Windows Home Server 2011のワークグループを変更する方法は以前、WHS2011のインストールでご紹介をしました。
以前の記事ではインストール完了後にワークグループ名を変更すると、証明書の問題が発生する場合があると案内していましたが、以下の方法で変更出来ることが正式にWikiコンテンツとして公開されています。
ワークグループの変更方法:
- Windows Home Server 2011にリモートデスクトップで接続します。
- タスクバーにある、PowerShellのアイコンを右クリックし、[管理者として実行する]を押下します。

- PowerShellの青いウィンドウが起動したら、以下のコマンドを発行します。
$sysinfo = Get-WmiObject Win32_ComputerSystem
$sysinfo.JoinDomainOrWorkgroup("workgroupname")
”workgroupname”には、変更後のワークグループ名を入力します。

- 正しく変更されると、以下のようにReturnValueに”0”が格納されています。
”0”以外の数値が表示される場合、ワークグループ名が不正な可能性が高いと思われます。特殊な文字やスペースが含まれる場合は除外した上で再度試してみてください。
Windows Home Server 2011 やWindows Storage Server 2008 R2 EssntialsでリモートWebアクセスページから、音楽やビデオを再生しようとすると、「サーバー上でエラーが発生しました。後でもう一度やり直してください。」といったエラーが表示される場合があります。
この事象は、Windows Server Media Streaming and HomeGroup サービスが、音楽データのメタデータ情報を計算している間にタイムアウトとなることで発生します。
この事象が発生した場合は、サーバー上の音楽ファイルの数を減らしてください。
WHS2011(およびSBS2011Essentials、Windows Storage Server 2008 R2 Essentials)でリモートWebアクセスサイト(RWA)にログインする際、特定のユーザーだけが「このWebサイトでエラーが発生しました。サーバーの管理者に連絡してください。」といったエラーが表示されて、ログオン出来ない場合があります。
この問題は、ユーザー毎にRWAで表示されるガジェット(コンピューター、共有フォルダ、リンク、メディアストリーミング等)の配置等カスタマイズに関する定義を保存したXMLファイルが特定にユーザーについて破損することで発生します。
その場合は、以下の方法で対応します。
- WHS2011にリモートデスクトップでアクセスし、
C:\ProgramData\Microsoft\Windows Server\Data\settingsproviderdata\REMOTEACCESS\USERPROFILE
を開きます。
- index.xml を右クリックし、[編集]を押下して開きます。
- ユーザー毎に
<string>サーバー名\ユーザー名</string>
<string>xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx</string>
の組み合わせで値が保存されています。 - エラーが発生しているユーザーに関する[xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx]の値を見つけます。
- C:\ProgramData\Microsoft\Windows Server\Data\settingsproviderdata\REMOTEACCESS\USERPROFILE
フォルダ内の、[xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx.xml]ファイルを削除します。
上記のキャプチャの例でユーザー名TESTだけが上記のエラーが出る場合、[404666f4-63e1-4f11-8461-0c9bc559d2e7.xml]ファイルを削除します。 - XMLファイル削除後に再度エラーが発生していたユーザーでログインすることで、XMLファイルが再生成されます。
なお、SBS2011 Standardの場合、XMLファイルは
C:\Program Files\Windows Small Business Server\Data\RemoteAccessProfiles\
に保存されています。SBS2011 Standardの場合はこちらを参考にしてください。
WHS V1 では WebFolders 4 WHS という定番Add-inがあり、
- DFSの設定
- WebDAVの有効化
を自動で行ってくれていました。WHS2011では残念ながら WebFoleders 4 WHS のようなアドインが登場しておらず、WebDAVを利用するには手動で構成する必要があります。以下にDFSとWevDAVを構成する方法を解説します。
注意事項:
WHS2011をダッシュボード以外から操作することは推奨外となります。ダッシュボード以外から操作、設定したことによって生じるWHS2011の機能に関する問題を自分で解決できない場合は、ダッシュボード以外から操作をしないこと。これはお約束です。
WebFolders 4 WHSがWHS V1で行っている内容
Web Folders 4 WHS は具体的には以下のことを実行しています。
- DFS名前空間の作成
- WebDAVで公開対象にしたいWHS上の共有フォルダをDFS名前空間に追加
- WebDAVのインストール
- DFS共有フォルダを仮想ディレクトリとして発行し、WebDAVを設定
WHS2011で上記のことを実施する手順を以下に説明します。
1.DFS名前空間の作成
まず、DFSを有効化するために、WHS2011でサーバーマネージャーを開きます。
サーバーマネージャー>役割>ファイルサービス>役割サービスの追加を押下します。 ![]()
[役割サービスの追加]ウィザードで、[分散ファイルシステム]にチェックをつけて[次へ]を押下します。 ![]()
[DFS名前空間]を指定します。ここでは[WebFolders4WHS2011]としました。 ![]()
次の画面では[スタンドアロンの名前空間]を選択し、以降はウィザードをそのまますすめていきます。
インストールが完了したら、ウィザードを閉じます。
2.公開対象にしたいWHS上の共有フォルダをDFS名前空間に追加
サーバーマネージャー>役割>ファイルサービス>DFSの管理>名前空間>\\サーバー名\[上記の画面で指定した名前空間の名前]
を開きます。
画面右側の[操作]ペイン内にある、[新しいフォルダー..]をクリックします。
[新しいフォルダー]ウィザードが起動しますので、[追加]を押下します。
[フォルダーターゲットへのパス]ウィンドウで[参照]を押下し、[共有フォルダーの参照]画面で追加したいフォルダーを選択し、[OK]を押下しして[共有フォルダーの参照][フォルダーターゲットを追加]の2つのウィンドウを閉じます。
次の画面で[名前]に共有フォルダーと同じ名前を入力し、[OK]を押下します。
上記の操作をWebDAVで利用したい共有フォルダーに対して繰り返します。
外部にWebDAVで公開したい共有フォルダーを追加するにはこの2の操作を繰り返します。削除したい場合には、
サーバーマネージャー>役割>ファイルサービス>DFSの管理>名前空間>\\サーバー名\[上記の画面で指定した名前空間の名前]\[削除したいフォルダー]
を右クリックし、[削除]をクリックすることで削除が可能になります。
3.WebDAVのインストール
サーバーマネージャー>役割>Webサーバー(IIS)
を開き、[役割サービスの追加]を押下します。
次の画面で、[WebDAV発行]をチェックし、インストールします。
インストールが完了したら、
スタート>管理ツール>インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャー
を開き、[WebDAVオーサリング規則]をダブりクリックします。
[WevDAVオーサリング規則]画面の右側ペインで、[WevDAVの有効化]を押下します。
次に、[WebDAVの設定]を押下し、[SSLアクセスが必要]を[True]に変更し、右側の操作ペインにある[適用]を押下します。
4.DFS共有フォルダを仮想ディレクトリとして発行し、WebDAVを設定
WHS2011で、スタート>管理ツール>インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャー
を開きます。
サーバー名>サイト>Default Web Site
を右クリックし、[仮想ディレクトリの追加]をクリックします。
[仮想ディレクトリの追加]ウィンドウで、[物理パス]に \\[サーバー名]\[1で作成した名前空間の名前] を指定し、[エイリアス]ha
外部からWebDAVのフォルダを指定する際のサイト名(https://xxx.homeserver.com/[エイリアス])としたい名前を指定します。
ここでは、エイリアスに[WebFolders]と指定しています。[OK]ボタンを押下したら作成した仮想ディレクトリを選択し[WebDAVオーサリング規則]をダブルクリックします。
右側操作ペインの[オーサリング規則の追加]を押下し、以下のように指定して[OK]を押下します。
作成した仮想ディレクトリを選択した状態で、[認証]を押下します。 ![]()
[匿名認証]が有効になっていますので無効にし、[基本認証]のみを有効に変更します。
外部から接続する際には、 https://xxx.homeserver.com/[エイリアス名]/ に対して接続するよう設定します。クライアント側の設定方法は、Web Folders 4 WHSの記事を参考にしてください。
参考:WebDAVでもアクセスベースの列挙(ABE)を有効にする
サーバーマネージャー>役割>ファイルサービス>DFSの管理>名前空間>\\サーバー名\[上記の画面で指定した名前空間の名前]
を右クリックして[プロパティ]を押下します。[詳細設定]タブの[この名前空間のアクセスベースの列挙を有効にする]にチェックをつけることで、結果として外部からWebDAVでアクセスした場合にも、アクセスベースの列挙を有効にすることが出来ます。
最後に
この記事でご紹介した方法は、今回海外で紹介されたような単純にWebDAVで個別のフォルダーを公開するのではなく、DFSを利用して作成した名前空間を仮想ディレクトリとして公開する形をとっています。この方法には、
- 公開対象のフォルダーの追加/削除はDFS名前空間へのフォルダーへの追加/削除だけで良い
- 一度上記の手順で構成してしまえば、ダッシュボードからアクセス権を変更するだけでWebDAVでアクセスした際のアクセス権も変更することが出来、いちいちIISでアクセス権を設定する必要がない。
というメリットがあります。初期セットアップはやや手間がかかりますが、その後のメンテ性は非常に高いと思いますので、個人的にはこの方法をお勧めします。
サーバーの共有フォルダにアクセスした際、アクセス権のないユーザーには共有フォルダの存在すら表示したくない場合があります。WHS V1のコンソールやWHS2011のダッシュボードを通じて設定出来る標準の機能の中にこの機能はありません。
しかし、ベースOSとなっているWindows Server 2003 R2やWindows Server 2008 R2では、「アクセスベースの列挙(Access-Based Emulation)」(ABE)という機能があり、これを利用することでアクセス権のないユーザーに対してその共有フォルダの存在を隠すことが出来ます。このアクセスベースの列挙はリモートWebアクセスサイトでも有効となります。
以下に構成方法をご紹介する前にいつものお約束ですが、WHS V1、WHS2011ともにコンソール、ダッシュボード以外からの操作はサポート外の行為となります。上記についても同様ですので、その点をよく理解頂いて利用頂けるようお願いします。
# アクセスベースの列挙はルートフォルダーには有効になりませんので、サーバーのダッシュボードから作成したフォルダーそのものには有効になりません。その配下のフォルダーに対して有効になるため、パワーユーザー向けのTipsになります。
「アクセスベースの列挙」の構成方法
WHS V1の場合
Download Details - Microsoft Download Center - Windows Server 2003 Access-based EnumerationからWINDOWS SERVER 2003 ACCESS-BASED ENUMERATION/I386/ABEUI.msiをDLしWHS V1にインストールします。具体的手順は@IT:特集:Windows Server 2003 SP1レビュー 第6回 アクセス・ベースのディレクトリ列挙ABE 1.アクセス・ベースのディレクトリ列挙ABEとはを参考にしてください。
WHS2011の場合
WHS2011では特に新たなツールをインストールする必要はありません。
- WHS2011にリモートデスクトップで接続し、サーバーマネージャー>役割>ファイルサービス>共有と記憶域の管理 を開きます。
- [共有]タブ内のペインに表示されているサーバーの共有フォルダの一覧から、アクセスベースの列挙を有効にしたい共有フォルダを右クリックし、プロパティを開きます。
- [共有]タブ内の[詳細設定]を押下します。
- [ユーザー数制限]タブの[アクセスベースの列挙を有効にする]にチェックをつけます。

- ABEを有効にしたい共有フォルダに対して2〜4の操作を繰り返します。
WHS2011およびStorage Server 2008 R2 Essentials の メディアライブラリに関する既知の問題および、回避策に関するWikiコンテンツが掲載されました。
内容は以下の3点に関するものです。
リモートWebアクセスページから単一のファイルについてリピートボタンが機能しない
事象:
リモートWebアクセス(RWA)ページで、単一のミュージック/ビデオファイルからなるプレイリストを再生している場合に、リピート機能が動作しない。
解決方法:
プレイリストに1つ以上のファイルを追加してください。プレイリストに複数のファイルが存在している場合には、リピート機能は正しく動作します。
新しい別のフォルダにメディアファイルを移動した場合に、メディアプレイヤーにメディアファイルが表示され続ける
事象:
UNCを経由せず、直接ファイルを移動させた場合に、メディアライブラリのデータベースが正しく更新されず、移動/削除したファイルが表示され続ける等します。
解決方法:
[FAQ:WHS2011]メディアライブラリへの変更が反映されない場合にも記載した通り、WHS2011の共有フォルダに対する変更は必ずUNCパスを経由して行ってください。
アルバムアートとタグ情報が上書きされる
事象:
WHS2011の共有フォルダに保存したミュージックファイルのアルバムアートとタグ情報が上書きされる場合があります。これはWHS2011の仕様として24時間毎にメディアメタデータをWindows Media Playerで取得するタグデータおよびアルバムアートで更新するタスクが設定されているために発生します。特に、タグ情報およびアルバムアートをカスタマイズしている場合に問題が大きくなります。
解決方法:
以下の手順で、スケジュールタスクを無効化してください。
- サーバー上で、スタート>管理ツール>タスクスケジューラーを開きます。
- タスクスケジューラライブラリ>Microsoft>Windows>Windows Server を開きます。
- [メディア ストリーミング メタデータ シンクロナイザー]を右クリックして[無効]をクリックします。

- タスクが”実行中”と表示されている場合、[操作]ペインで[実行中のすべてのタスクの表示]を選択します。

- [メディア ストリーミング メタデータ シンクロナイザー]を選択し、[タスクの終了]を押下します。
アラートの電子メール通知のセットアップ方法を以前ご紹介しましたが、デフォルトの状態ではダッシュボードに表示されるすべての重要・警告エラーが電子メールで通知される訳ではありません。
デフォルトで通知されるアラートの電子メールは以下の内容のみです。
- The Internet domain name has expired.
- The Internet domain name cannot be updated.
- Errors exist in a client computer backup.
- The server was restarted.
- One or more services are not running.
- Your evaluation period is over.
- Activate now.
- License Error: Forest Trust Check.
- License Error: Domain Controller Check.
- License Error: FSMO Role Check.
- License Error: Enforcement FSMO Policies.
- License Error: Enforcement Load Policies.
- License Error: AD Error.
- One or more hard drives in Server Backup are not connected.
- Server Backup was not successful because there is not enough free space to contain the backed up data. You must replace the existing server backup hard drive or reduce the number of items to back up.
- Server Backup was not successful because of insufficient memory.
- A scheduled backup did not finish successfully.
- A certificate is not available for Remote Web Access.
- The certificate for Remote Web Access has expired.
- The router is not configured correctly.
- The server is not connected to the Internet. To access websites, you must ensure that the server is connected to the Internet.
- Remote Desktop Services is not configured correctly. You must configure Remote Desktop Services to remotely connect to computers in the network.
- The firewall is not configured correctly.
- One or more hard drives in a storage pool are not working or are not connected.
- One or more storage pools are offline.
- Free space is low on the system hard drive of the server.
- A problem occurred with the file system for one or more folders.
アラートビューワーに表示されるエラーについて、電子メールで思い通りのエラー通知を受け取るには、サーバーの管理者が必要に応じて電子メールに表示するエラーをカスタマイズすることが求められます。以下のカスタマイズ方法はWHS2011、SBS2011Essentials、WSS2008R2Essentialsで共通です。
エラー通知内容のカスタマイズ方法
- サーバーにリモートデスクトップで接続します。
- C:\Program Files\Windows Server\Bin\FeatureDefinitions を開きます。

- 配下の各フォルダに保存されている、Definition.xml ファイルと、Definition.xml.config ファイルが保存されています。
- 電子メールで通知されるアラートの種類を変更するには、Definition.xml.comfig ファイルをメモ帳で開きます。
- XMLファイルにはコンピューターの正常性に関する定義が保存されています。
このXMLファイル内の
HealthDefinitionConfiguration Name=”定義名”
に、エラーの種類が定義されており、その配下のConfigurations内にあるEscalate=trueになっているものが、電子メールでエラーとして通知されます。
上の例では”ConsistencyError”にはデフォルトで Escalate=true が設定されていますが、”BackupProvider”や”ClientProvider”にはEscalate要素が定義されていません。未定義の場合、Escalate=false となり電子メールでは通知されません。 - 各フォルダのDefinition.XML.configにデフォルトで定義されていないエラーであっても、Definition.XMLファイルに定義されているものであれば、このDefinition.XML.config ファイルにEscalate=trueの記述をすることで、電子メールのアラートに含めることが出来ます。
- たとえば、以下のように[重要な更新プログラムをインストールする必要があります]と表示されているWindows Updateのエラーを電子メールで通知したい場合、
まず、サーバーの C:\ProgramData\Microsoft\Windows Server\Data\ActiveAlerts.XMLを開き、エラー文言からHealthDefinitionNameをたどります。 - ActiveAlerts.XMLファイルを開いて、[重要な更新プログラムをインストールする必要があります]という文言を探すと、そのHealthDefinitionNameは”WindowsUpdateMissing”であることがわかります。

- WindowsUpdate系のエラーは、C:\Program Files\Windows Server\Bin\FeatureDefinitionsの中の Microsoft Security に該当すると思われます(このあたりは試行錯誤していただいてあたりをつけてください)ので、このフォルダの中のDefinition.XMLファイルを開きます。

- Definition.XML ファイルの中を探すと、確かに HealthDefinition Name=”WindowsUpdateMissing”の定義がありました。

- 従って、C:\Program Files\Windows Server\Bin\FeatureDefinitionsの中の Microsoft Security フォルダ内にあるDefinition.xml.comfig を開き、以下の記述を追記します。
<HealthDefinitionConfiguration Name="WindowsUpdateMissing">
<Configurations>
<Enable>true</Enable>
<Escalate>true</Escalate>
</Configurations>
</HealthDefinitionConfiguration>
- これによって、デフォルトではエラーとして通知されなかった、Windows Updateで重要な更新プログラムをインストールする必要がある旨のエラーも電子メールのアラートに表示されます。

上記の手順でカスタマイズした場合でも、電子メールで通知されるようになるのはカスタマイズ以降に発生した新たなアラートです。既存のアラートについては既にEscalate=false で認識されているため、電子メールでの通知の対象にはなりません。
テストする場合にはカスタマイズを施した後、既存のアラートについてはアラートビューアー上で右クリックして削除した上でアラートを更新すると、新たに認識したアラートとして電子メールの通知の対象となります。
WHS2011では、Windows 7 から導入されたホームグループにサーバーを参加させることが出来ます。ホームグループは、家庭内LANにおいてサーバーという概念がなくてもファイル共有やプリンターの共有が出来る、新しい機能です。
ホームグループに参加したコンピューターではライブラリとして公開されているフォルダーにアクセスが可能となります。
WHS2011では通常のユーザー毎のアクセス権ベースのファイル共有に加え、このホームグループをサポートしています。この両方を設定した場合、ホームグループのアクセス権が優先され、ユーザー毎のアクセス権で設定したアクセスコントロールは出来ません。
従ってたとえば、ユーザーA にはアクセスを禁止している ピクチャ フォルダがあった場合、ホームグループに参加してピクチャフォルダを公開すると、ホームグループに参加しているPCにユーザーAがログオンすると、ピクチャフォルダへのアクセスが可能になります。これが望ましくない場合は、ホームグループにサーバーを参加させるのではなく、従来通りユーザー毎にアクセス権を設定してファイル共有を行う必要があります。
先日のWHS2011のラウンチイベント会場では限定の窓辺ななみ壁紙がスマートフォンからDL出来るようになっていました。が、なぜかAndoridブラウザからはDL出来ず、ご来場のみなさんはがっかりされたかもしれません。
準備段階で、AndroidブラウザからDL出来ないといわれ、「えっ、自宅の環境からはDL出来ますよ??」なんていってしまったのですが、自分の手元のAndorid環境が標準状態でないことに後から気がつきました。
以下に、WHS2011のリモートWebアクセスサイトから、Android標準のAndroidブラウザでファイルをDLするための条件を記載します。
必要条件:
- WHS2011にDDNSドメインが設定され、証明書が設定されていること。
(LAN内からの通信では証明書のドメイン名が一致しないため、ファイルのDLが出来ません) - Android端末に、Dowonload All Files アプリがインストールされていること
(Android標準ブラウザでは、JPG等のファイルはサポートされていないコンテンツです等のエラーが表示され、そのままではDL出来ません。それを解消するアプリです)
上記条件が満たされていれば、ファイルをDLすることが出来ます。
- Androidスマートフォンから、http://xxx.homeserver.com/ にアクセスします。

- DLしたいファイルを選択し、ファイル名を押下するか、もしくはダウンロードを押下します。
- 上記必要条件を満たしていれば、ファイルのダウンロードが開始されます。

- 必要条件を満たしていない場合は、以下のようにDLがいつまでたっても進捗しなかったり、エラーが表示されたりします。

- ダウンロードが完了したファイルを選択して、保存場所を選択します。

- 5で指定した場所に保存されているアプリを、And Explorer等のアプリやプリインストールされているメディアフォルダー、ギャラリー等のツールで開きます。
WHS V1のインストール時には[サーバーの再インストール]を選択しないと、接続されているすべてのHDDがフォーマットされていました。
WHS2011のOSインストール時にはWHS V1のような[サーバーの再インストール]オプションはありませんし、OSのインストール時にはプライマリHDD(マザーボードの一番若いポートに接続されているHDD)しかフォーマットされないという違いがあります(WHS2011のインストール参照)。WHS2011インストール直後は、プライマリHDDのうちシステムドライブ(C:)の残りのパーティション(D:)にサーバーの共有フォルダが作成されていますが、WHS2011の運用を開始すると以下のキャプチャのようにD以外のパーティションに共有フォルダを移行していく運用が想定されます。
このような場合にWHS2011のインストールを実施すると、セカンダリHDDはフォーマットされませんので共有フォルダ内のファイルは消えずに維持されています(逆にプライマリHDD内のデータはすべて削除されますので、プライマリHDD内にデータが残っていないことを確認してください)。
再インストール直後のダッシュボードは以下のようになります。 ![]()
共有フォルダがF:内に出来ていますので、一見再インストール前の共有フォルダが自動的に認識されているかと思いますが決してそうではなく、以下のようにプライマリHDDの2番目のパーティションにドライブレターFの割り当てが変わってしまっています。
再インストール時にはプライマリHDDはフォーマットされますので、このプライマリHDD上のFパーティションには新しいサーバーの共有フォルダが作成されているだけで、フォルダの中のデータは存在しません。ここで元々FのドライブレターがふられていたHDD(現在はEのドライブレターがふられている)にサーバーの共有フォルダを移動させようとすると、既に同じ名前のフォルダーが存在するためエラーとなります。共有フォルダのデータはこのHDDに保存したいにのこれでは困ります。 ![]()
そのため、いったん元々共有フォルダを移していたHDDをWindowsエクスプローラーで開き、ServerFolders配下に保存されている共有フォルダの名称を たとえば[ドキュメント2]のように変更します。 ![]()
変更が完了したら、再度サーバーダッシュボードからデフォルトの共有フォルダについてすべてフォルダの移動ウィザードを実行します。 ![]()
移動が完了すると、E:\ServerFoldersは以下のようになります。 ![]()
あとは、元々データが保存してあった末尾に2をつけてリネームしたフォルダから、鍵マークのついたダッシュボードで移動操作を行ってきたフォルダに対してデータを移動したのち、リネームしたフォルダを削除すれば完了です。完了すると以下のようになります。 ![]()
やや面倒ではありますが、WHS2011の再インストールおよび、RC版からRTM版への移行時にはこのように対処することでデータは保存したまま再インストールが可能になります。
なお、上記はあくまでWHS2011がデフォルトで作成する共有フォルダに関してであり、ユーザーが後から追加した共有フォルダーについてはダッシュボードから場所を指定するだけで追加可能です。
参考:SeanDaniel.com - Home, Small Business Server and Related Technology: How to Re-Install RTM on an RC version of Windows Home Server 2011
なお、プライマリHDDもフォーマットしないでOSの再インストールを実施したい場合は、cfg.iniで、 ConfigDisk=0 を指定するとプライマリHDDもフォーマットされません。
参考:Vail/Auroraのインストール用自動応答ファイル - 薩摩藩中仙道蕨宿別邸
WHS2011では、http://server名/connect からクライアントソフトをインストールするようになっています(WHS2011のクライアントコネクターをインストールする - 薩摩藩中仙道蕨宿別邸参照)。クライアントソフトのインストールに失敗する場合、以下を確認します。
-
名前解決の確認
クライアントPCのコマンドプロンプトから ping サーバー名 を実行して、結果が返ってくるか。返ってこない場合は、NetBIOSの名前解決のためのブロードキャストをファイアーウォールソフト等が塞いでいる場合があるため、確認する。 -
IPv6の確認
通常、クライアントコネクターのインストール時にはIPv6が利用できる場合、サーバー名からIPv6アドレスに変換して通信するため、ルーターのIPv6機能を有効にし、クライアントPCでもIPv6を有効化する。IPv6を利用できない場合は、 http://IPv4アドレス/connect と、明示的にIPv4アドレスを指定した上でインストールに進むと、以降はIPv4アドレスで通信を行う。 -
ファイアーウォールソフト/統合セキュリティソフトの確認
ファイアーウォールソフト/統合セキュリティソフトを利用していると、TCP 65510等インストール時に通信を行うポートを塞いでいる、またはアプリケーションが通信を行うことを妨げている可能性があるため、アンインストールしてからクライアントコネクターのインストールを行う。 -
.NET Framework 4.0 のインストール
通常は.NET Framework 4.0 が未インストールの場合はWHS2011からダウンロードしてくる。もし.NET Framework 4.0 のダウンロードに失敗する場合は、直接ダウンロード詳細 Microsoft .NET Framework 4 Client Profile (スタンドアロンのインストーラー)からダウンロードしてインストールしてみる。 -
RAMディスクは利用しない
WHS V1の場合([FAQ]コネクタのインストールに失敗する、サーバーが見つからない(3) - 薩摩藩中仙道蕨宿別邸参照)と同様、RAMディスク上にTempフォルダを移動していると、インストールに失敗します(正確にはRAMディスクというよりドライブのルートにTemp環境変数が指定されている場合)。RAMディスクを利用している場合はデフォルトの環境変数に戻す。 -
クライアントPC名のコンピューター名/コンピューターの説明を確認する
クライアントPCのコンピューター名にASCIIキャラクター以外の文字列を利用している場合、WHS2011への登録に失敗するため、コンピューター名を変更する。 -
WHSのパスワードを確認する
クライアントPCのパスワードに、\(バックスペース)や”(ダブルクオテーション)、スペース等を含んでいる場合インストールに失敗する場合があるため、パスワードの変更を検討する。 -
FAT32からNTFSにコンバートした場合
HDDをFAT32からNTFSにコンバートした場合、Machine key フォルダのアクセス権が正しく設定されず、コネクターのインストール時にエラーが発生する場合があります。
http://support.microsoft.com/kb/278381 を確認し、 C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\Crypto\RSA (Vista/7の場合は C:\ProgramData\Microsoft\Crypto\RSA) フォルダに対して administrator、SYSTEM アカウントのフルアクセス権を設定します。 .NET Framework 4 WCF に関する既知の問題により、いくつかのサービスが開始できないことが原因の場合
.NET Framework 4 における既知の問題(KB2531867)により、いくつかのサービスが開始出来ず、結果としてWHS2011のコネクターインストールに問題が生じる場合があります。
おそらく、Clientdeploy.log で "Could not ensure NetTcpPortSharing service is Running"エラーが出る事例はこれに該当するのではないかと思われます。
Hotfix rollup package 2532942 is available for Windows Communication Foundation for the .NET Framework 4 には修正ファイルの入手にはMSに連絡するよう記載されていますが、ConnectサイトからDLすることが可能です。DLしたNDP40-KB2532942-x86.exeまたはNDP40-KB2532942-x64.exeをクライアントPCにインストールし再起動後、再度コネクターのインストールを試行してみてください。
なおこれはインストール後の問題ですが、クライアントPCに自動ログオンを構成していた場合、WHS2011のクライアントコネクタをインストールした後クライアントPCへの自動ログオンが無効になります。自動ログオンを有効にする場合は再度コネクターソフトインストール完了後設定しなおしてください。
WHS2011にはスマートフォン用に最適化されたリモートWebアクセスサイトが用意されています。
PC用のリモートWebアクセス画面
スマートフォン向けのリモートWebアクセス画面
先日のWHS2011のラウンチイベントでもお話しましたが、アドイン開発者はAdd-inの機能をリモートWebアクセスサイトに画面を配置することも出来ます。下はLights-Outの例です。 ![]()
Lights-Outのアイコンを押下すると、クライアントPCが一覧で表示され、スマートフォンからWoLのマジックパケットを送信してリモートからレジュームすることが出来ます。今後Lights-Outに限らずこのようなアプリも増えてくるでしょう。
万が一、スマートフォン向け画面のログイン画面で、[デスクトップ バージョンを表示]を押下してしまうと、そのデバイスには次回以降PC向けのリモートWebアクセスサイトが表示され続けます。もしもスマートフォン向けの画面を表示したい場合は、
https://xxx.homeserver.com/Remote/mobile/
にアクセスすると、再度スマートフォン向け画面が表示されるようになります。
大事なことなので何度も繰り返し書きますが、WHS V1 から WHS2011になっても、基本的にサーバーをダッシュボード以外から操作することは基本的に行ってはいけません。
たとえば、インストール完了後にサーバー名やワークグループ名を変更するとダッシュボードが起動しなくなります(インストール時にワークグループ名を指定する方法はこちら)。Windowsを知っていれば知っている人ほど、通常のデスクトップOSやサーバーOSのように操作をしていらぬトラブルを招きがちです。
(いろいろいじるなら、正常に動作しなくなっても全く構わない環境を用意して触ることをお勧めします。私も何度再インストールをしたことか・・・)
出だしが長くなりましたが、今回はそんな理由から生じる問題について。
WHS2011のデスクトップからWindows Media Playerを起動してメディアストリーミングを有効にしたり、コントロールパネルからメディアストリーミングを有効にしてしまうと、DLNAクライアントから以下のように同じサーバー名で2つのDLNAサーバーが見えてしまうようになります。
同じ”vailjp”というサーバー名で2つのDLNAサーバーが表示されている例
通常は、ホームサーバー(サーバー名)しか表示されません。これはダッシュボードではなくその他の場所からメディアストリーミングを有効にしてしまったために生じる問題です。
この場合は、以下の対処を行うことで元に戻すことが出来ます。
- WHS2011にリモートデスクトップで接続します。
- スタート>コントロール パネル>ネットワークとインターネット>ネットワークと共有センター>共有の詳細設定 を開きます。
- メディアストリーミングオプションの選択…を押下します。

- [次の場所にあるデバイスを表示]から、[すべてのネットワーク]を選択し、[すべて禁止]を押下します。

- [OK]を押下して閉じます。
以上で完了です。これでDLNAクライアントからはWHS2011が一つしか見えない正しい状態になります。
WHS2011の大きな売りはメディアストリーミングサーバー機能です。DLNA2.0互換サーバー機能と強力なトランスコード機能により、多くのDLNA対応機器でメディアの再生が可能となります。また、リモートWebアクセスサイトからSilverlightを利用してメディアのストリーミング再生を行うことができます。
メディアライブラリに登録されるファイルは、WHS2011のダッシュボードでメディアライブラリに含まれる共有フォルダーとして登録されているフォルダー内のファイルになります。 ![]()
これらのフォルダーに対して行った変更(ファイルの削除等)がメディアライブラリに反映されず、削除されたファイルがリモートWebアクセスサイト上やDLNAクライアントにいつまでも表示されたりする場合があります。その原因はおそらく、UNCを経由せずWHS2011上から直接ドライブレターを指定してフォルダ操作をしたことだと思われます。
フォルダへの変更を反映させたい場合、以下の方法で強制的にメディアデータベースを再構築することができます。
- サーバーダッシュボードを開き、サーバー設定>メディア>メディアサーバー>無効にする を押下します。
- WHS2011にリモートデスクトップ接続し、スタート>すべてのプログラム>管理ツール>サービスを押下します。

- [Windows Media Player Network Sharing Service] をダブルクリックし、[停止]を押下します。

- スタート>ファイル名を指定して実行>C:\Users\MediaStreamingAdmin\AppData\Local\Microsoft\Media Player と入力して[OK]を押下します。
- 開いたフォルダにある、[CurrentDatabase_372.wmdb]ファイルを、[CurrentDatabase_372_old.wmdb]等にリネームします。

- 再びサービスの管理を開き、[Windows Media Player Network Sharing Service] をダブルクリックし、[開始]を押下します。
- サーバーダッシュボードを開き、サーバー設定>メディア>メディアサーバー>有効にする を押下します。

- 以上で完了です。これによって[CurrentDatabase_xxx]ファイルが再生成され、メディアライブラリのデータベースが新たに作成されます。正しくデータベースが作成されたら、[CurrentDatabase_xxx_old]ファイルは削除頂いてかまいません。
- [FAQ:WHS2011]コネクターのインストール時に、"このコンピューターをネットワークに接続出来ません。サーバーはオフラインです。コンピューターを再度接続するか、コンピューターにサーバーを接続するトラブルシュートを確認してください。"というエラーが表示される。 (05/12)
- Add-in: iHomeServer の日本語化が進行中 (05/08)
- Windows Live Custom Domain Service is down(復旧しました) (05/04)
- Add-in:LDisk-D (05/04)
- Windows Media Center in Windows 8 (05/04)
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- 2008年11月 (38)
- 2008年10月 (6)
- saku:[FAQ]WHS V1、WHS2011で「アクセスベースの列挙」を構成する (04/17)
- クリス:Windows 8 β を Windows Small Business Server 2011 Essentials、Windows Storage Server 2008 R2 Essentials、Windows Home Server 2011に参加させる場合の既知の問題 (04/08)
- ソウ:Add-in:WebDAV for WHS (04/05)
- :[FAQ:WHS2011]Lights-Out for Windows Home Server 2011 でスタンバイ/レジュームに関するFAQ (03/27)
- さばたん:Add-in:iHomeServer v2.0.28 (03/13)
- さばたん:Add-in:iHomeServer v2.0.28 (03/12)
- :Add-in:WebDAV for WHS (03/09)
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